こんにちは。
えがお写真館です。
カメラの設定は間違っていないはずなのに、撮影した写真がなんだか普通に見えたり、イメージした写真にならなかったりしたことはありませんか?
その原因は、もしかすると写真の「構図」があまりうまく構成されていないのかもしれません。
写真を撮る上で上手な写真にするためには、構図が非常に重要になってきます。
今回は写真レベルをグッと上げてくれる基本の構図やテクニックをご紹介致します!
■魅力的な構図」の考え方
撮影前に決めることが多い構図ですが、見たひとの心を刺激する「魅力的な構図」とは一体なんなのでしょうか。
1番分かりやすいとすれば、メインの被写体が明確である!です。
写真として優れた構図は、メインの被写体がはっきりとわかります。
具体的にいうと、写真を見たときに「一番に伝えたい部分はどこか?」を説明しなくてもわかる状態です。
ポートレート撮影で人物が大きく写った写真と、背景を含めた引きの写真では、受ける印象がまったく違いますよね。
構図を決める際は、撮影する範囲(画角)に注目しながら「この写真で一番に伝えたい部分がどこか?」という問いを自分へ投げかけると良いでしょう。
■無駄なものを詰め込まない
魅力的な被写体がたくさんあると、どうしても構図内に収めたくなるものです。しかし、あれこれと詰め込んでいては写真のまとまりが生まれず、全体的にごちゃごちゃした印象を与えます。
大切なのは、メインの被写体と引き立て役であるサブの被写体を上手に使い分けること。
必要のない被写体は思い切って構図の外へ出すことで、魅力的な構図へと近づいていきます。
■日の丸構図
構図構成でよくある例が、日の丸構図です。
日の丸構図は文字通り日本の国旗をイメージしていて、中心の赤丸部分に被写体を配置する構図。
構図としてはとてもシンプルなので、何を一番に見せたいのかが伝わりやすいです。
■シンメトリー構図
シンメトリー構図は、左右あるいは上下が対称になっている構図です。完璧なシンメトリーは見るひとの目を魅了します。
撮影するときは、ファインダー内でしっかりとバランスが取れているかどうか確認することがポイント。
映画界の巨匠、スタンリーキューブリックが好んで使う構図構成です。
「2001年宇宙の旅」が有名ですね!
■前ボケを利用する
ボケを出すのが背景だけだと思っていませんか?
構図探しの時点で画角の外へ出そうとしていた雑草も、ボカしてみると不思議と良い雰囲気を演出できたり、視線を誘導したりできます。
メインの被写体の前景をボカして撮影することを「前ボケ」と呼ぶので、構図と一緒に覚えておきましょう。
前ボケは雰囲気のある写真を撮る際によく使われるテクニックです!
【まとめ】
この様に簡単な例をいくつかご紹介致しました。
撮る前に、どんな写真にするのかをイメージし、そのイメージをしっかりと具現化する為に
画面構成に一手間を加えて写真のクオリティーを上げてみて下さい!!
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